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美容鍼灸をしている女性

日焼けについて

皆様こんにちは。悠花堂はり灸院 副院長の工藤真です。

今回は当院の患者様から質問が多くある事柄を取り上げていきます。

 

皆様は【 日焼け 】と聞いてどのように思われますか?

海辺の小麦色な肌を想像する人、絶対無理!と警戒する人もおられると思います。

今回は最近特にお問い合わせがある日焼けについてお伝えします。

 

日焼けとは?

日光を浴びる事により皮膚が炎症を起こしたり、色が変化する事です。

 

【 スキンタイプ 】

皆様はどのタイプに当てはまりますか?

 

Ⅰ 常に赤くなり、決して皮膚色が濃くならない

Ⅱ 常に赤くなり、その後少し皮膚色が濃くなる

Ⅲ 時々赤くなり、必ず皮膚色が濃くなる

Ⅳ けっして赤くならず、必ず皮膚色が濃くなる

Ⅴ 皮膚色が濃い

Ⅵ 皮膚色が非常に濃い

 

日本人はⅡ~Ⅳに該当する人が多いそうです。

 

日焼けの原因は?

日光の紫外線です。

紫外線には長波長(UVA)・中波長(UVB)・短波長(UVC)があります。

オゾン層を通過する時に激減するUVC以外の二つが日焼けの原因となります。

イメージとしてAは皮膚深くまで入る浸透力、Bは皮膚に与える攻撃力に秀でる感じですかね。

 

 

症状は主に二つです。

【 サンバーン 】

紫外線を浴びてから2~6時間経過すると皮膚が赤くなり、その後痛みが現れます。

紫外線の量が多くなると細胞組織が損傷し炎症、水疱、痛みが発生します。

 

日光皮膚炎です。簡単に言うと紫外線によるや火傷です。

うっかり海辺で日焼けして、すぐに皮膚が赤くなって、ヒリヒリ大変な事になった経験はありませんか?

 

炎症がひどいのですぐに対応しましょう。

まずは患部を冷やす事が大事です。しっかり炎症を鎮めましょう。

しばらくは運動なども控え、十分な休養を取りましょう。

水ぶくれ等がある場合は自己判断せずに専門医の判断を仰ぎましょう。

 

【 サンタン 】

紫外線を浴びてから3~8日後に皮膚が変化を起こす現象です。

炎症は緩やかですが、人によっては吐き気やむくみといった症状が出現する事があります。

徐々に皮膚が少しずつ黒くなっていきます。そのあと皮膚がはがれたり(むける?)します。

健康的な日焼けをイメージしてもらえればわかりやすいですね。でも保湿などは欠かせませんよ。

 

なぜ肌が赤くなるの?

紫外線によって血管が広がり肌の細胞が傷つくと言われています。

UV-AとUV-Bが原因ですが、特にBが特に影響します。

 

なぜ肌が黒くなるの?

体内に影響がないように角質を厚くして皮膚は頑張ります。その角質を通り越して入ってきた光にメラノサイトが反応、メラニン色素を作り紫外線を吸収して体を守ろうとします。

メラニン色素が増えると肌の色も黒くなっていきます。

基本的には紫外線はメラニンを増やしたり、DNAを傷つけたりするので【 しみ 】など皮膚トラブルの原因なのですが、骨粗しょう症の対策にも必要なんです。

 

次回は対策や骨関係の話、そして日焼けに影響する食べ物の話をお伝えします。

 

横浜市青葉区青葉台にある悠花堂はり灸院は、はり・きゅう・マッサージの治療院です。

YNSA(山元式新頭針療法)、美容鍼灸などの施術や老人施設等への訪問を行っております。